①だけ投稿したのはずいぶん前な気がする鹿児島旅。
1日目〜2日目までの鹿児島市内を回った話まで書きました。


ここから市外へ移動します!


日本最南端の路線・指宿枕崎線


鹿児島中央駅から終点・枕崎に向けて出発します。

指宿枕崎線は車窓を楽しめる電車としても有名。
前半の鹿児島中央〜指宿間では、海と桜島を楽しめ、指宿を越えるときれいな形の山が。
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薩摩富士とも呼ばれる開聞岳(かいもんだけ)です。
この日は曇りだったのが心残り。

ちなみに道中にはこんな岩も。
スヌーピーの形に見える?と有名らしいです。🐶
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指宿枕崎線の魅力は車窓だけではありません。
日本最南端の鉄道路線なんです!
※ 沖縄にはモノレールはあるので、あくまで“鉄道“の話です。

終着駅より途中駅の方が南にあるので、まず「日本最南端の鉄道駅」を通過します。

それは西大山駅。
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下り列車では2分の停車時間があったのでみんなぞろぞろと降りて記念撮影。
最南端の駅を通る電車を見たい人たちのために?、駅前には駐車場もあってちょっとした観光地でした。
IMG_3647.jpeg 886.69 KBIMG_3644.jpeg 768.46 KBちなみにこの案内板に書いている最東端の駅、南根室駅は3月14日で廃駅になりました。今の最東端は根室駅。風の噂では東根室の下に新たに根室駅のステッカーが貼られたそうです。

車両に戻り再び出発。終点は枕崎駅です。
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乗り換えられる駅はないので、日本の鉄道の終着駅はここ枕崎駅ということになります。
一度は廃止になった駅舎も地元の人によって復活。終着駅はこうでなくっちゃ。

鰹節のシェア日本一・枕崎


鹿児島中央駅から枕崎駅までを直通で結ぶ列車は1日に3本しかなくて、折り返しを逃すと次は3時間後。
そのまま折り返さず、3時間を枕崎で過ごすことにしました。

枕崎は日本有数の漁港。鰹節のシェアは50%とダントツなんです。
駅前の観光案内所で借りたレンタサイクルで、鰹を求めて枕崎おさかなセンターへ向かいます。

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3連休の中日とあっておさかなセンターは超満員。食堂の食券を買うのに30分ぐらい待ちました。

その間に交互に物販コーナーを物色。気がつけばどんぶりのお供が増えていました😇(食べすぎ)
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ついにお昼ごはんです。
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舟人丼という、鰹節と出汁をかけて食べるどんぶり。
たたきじゃない鰹を食べられるだけでテンションが上がります。
そしてどんぶりに乗っている昆布の佃煮?がめちゃくちゃおいしかったのです。どこで売ってるか2人で探したかったぐらい。

食堂では鰹節と出汁のセルフサービスも。
浴びるように鰹を食べ、大満足です。

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おさかなセンターには体験コーナーもあるんです。
鰹のたたき作りと鰹節削りのコースがあり、私の独断で鰹節削り体験をすることに。
(友人には選択肢を伝えてない気がするのでこれを読んで初めて知るかもしれない…笑)


事前に電話で予約して、当日は物販コーナーで受付します。体験は1000円(+500円でお土産がつきます)。

まずはこの鰹節の原型がどうやって作られるのかをレクチャーしてもらってからのスタート。
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安全に削れるようにちょっと変わったビジュアルの削り機で削るのですが、鰹を押さえる人が必要でなかなか難しい。「初めての共同作業」みたいでした笑

鰹と削り機がだんだんフィットしてきて、それっぽいのが削れてきたところで削り体験終了。
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少量の味噌と削りたての鰹節をコップに入れてお湯を注いで飲むという、「茶節」という楽しみ方で試食。
出汁がよくきいた味噌汁、という感じでめちゃくちゃおいしかったです。

食堂に30分並んだので超押し気味。
削り節体験で対応してくださったお兄さん曰く、三が日並みの混雑だったらしい…
目星をつけていたお土産を買って、次の目的地へ。

薩摩酒造明治蔵。
焼酎を作っている酒蔵です。
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無料で見学ができます。時間によってはガイドツアーもある(これも無料)のですが、自由見学も可能です。いずれにせよネット予約推奨。ネット予約は3日前まで可能です。

お酒を作っている日はその様子を見ることもできるんだとか。作っていない日も、酒樽を見るだけで圧倒されます。

ほら!

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時間が押しすぎて滞在できた時間は10分。説明書きを見る余裕もなかった…
ちなみに物販コーナーや試飲コーナーもあります。自転車や車じゃなかったらぜひ試飲も。

終着駅だからという理由で選んだ行き先・枕崎。またひとつお気に入りの地域が増えました。

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終着駅ということは始発駅でもあって。
いつか稚内も行きたいねと帰り道に話していました。行程の妄想はお任せください。😎

さっき通過した指宿駅で降ります。今日の宿泊地は指宿です。

指宿?イーブイ好き?


晩ご飯まで時間があるので散策します。
ホテルにあったチラシで、ポケふた(ポケモンマンホール)が点在していることを知ったので、徒歩で行ける範囲を巡ることにしました。

まずは電車から見えていた菜の花畑から。

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指宿周辺ではいろんなところに菜の花が植えられているんです!電車からは見えなかったけど、開聞岳と菜の花の景色は有名ですよね。

菜の花越しに見えている謎の建物は博物館。縄文時代の遺跡について学べるそうですよ。

ここから駅に向かう道中にポケふたが。

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今や各地にあるポケふたですが、初めて設置されたのは指宿なんだとか。
指宿(いぶすき)と「イーブイ好き」をかけているそうで、イーブイとその進化系が勢揃い。

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図書館にもイーブイがいました。

大学時代から朝弱い仲間だった我々には朝風呂など縁遠い存在。でもちょっと頑張りました。
朝食は1番早い時間を選び、朝8時半に行動開始。

行き先は昨日待ち時間が長すぎて諦めた砂むし風呂。

砂むし風呂って?
温かい砂に埋まって全身を温める入浴法。
人工の砂風呂は各地にありますが、なんと指宿では天然の砂風呂が楽しめるのです。
火山活動で砂が温められているからできること。このあたりは砂浜から湯気が出ているんですよ!

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日帰り入浴を受け入れている砂楽へ。
8時半オープンで9時前には着いたのですがすでに待ち時間が。15分ぐらいで呼ばれました。

ここはスマホ持ち込みNGなので、HPを貼っておきますね。


干潮時は屋根のない砂浜で体験できるらしく、準備している様子が見られました。
毎回掘ってるのすごいですよね。
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砂むし風呂と温泉の後にはアイスキャンディーを。かじりながら海沿いを歩いて荷物を預けていたホテルに戻りました。なんか青春だなあ。
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指宿から鹿児島中央駅へ観光特急「指宿のたまて箱」で戻ります。
竜宮城伝説の発祥の地と言われる指宿と鹿児島中央駅を50分程度で結ぶ、なかなか予約の取れない特急。もちろんこの日も満席でした。

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我々は進行方向を向く座席を取りましたが、海沿いを眺められる席もあるんです!
本棚にはもちろん、うらしまたろうの絵本も。

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走り出すと車内はすごーく揺れるので、出発前に車内探索をするが吉です。スタンプも押せました。

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いざ出発です。
前日の曇り空から一転、いい天気!
海も桜島も見えて最高でした。

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50分間の旅ですが車内販売も。
指宿のたまて箱は黒と白のコントラストを売りにしていて、同じコンセプトのプリンを食べました。黒い部分はゴマ味。

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そんなわけで鹿児島中央駅に到着!
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ドアからは何やら煙が…玉手箱をイメージした演出らしいのですが、時空は歪んでなくてよかったです。笑

もう三連休最終日のお昼なのですが、実は飛行機が高すぎて翌朝に帰京することにしたので、まだ時間があります。
その分鹿児島市内を回ることができたので、この様子はまた次回…