2月の3連休に鹿児島に行ってきました!
今回は福岡に住んでいる大学時代の友人との2人旅。
念願の2人旅ができたことも最高だし、なにより鹿児島がいいところすぎて!
2人して鹿児島ロスになっています。笑

じっくり書きたいから1日ごとにまとめようかな。
※私は理系、友人は文系の、資料館はそれなりに読むタイプの人間です。今回は学んだことも多いので豆知識多めかも。


桜島で鹿児島を学ぶ


飛行機が高くて朝イチの出発はあきらめたので、鹿児島市内で友人と合流できたのは15時。
のんびりして早めにご飯、、ぐらいの時間なのですが、行きたいところがありすぎるので動きます。笑

泊まる予定のホテルがある天文館エリアから路面電車に乗って着いたのは…

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フェリーターミナル!

鹿児島のシンボル・桜島は、鹿児島市内からフェリーで15分。しかも24時間運航してるのです!
(深夜帯は1時間に1本。日中は15分に1本なので便利です)
左右されにくいスポットとして、さっそく行ってみることにしました。

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実は桜島フェリー、乗船時間15分なのにうどん屋さんがあるんです。
売店でうどんが売られているわけではなく(売店は別であった)、うどんとそばだけのお店なのです…!
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一番シンプルなやぶ金うどんを注文。
海の上でうどんを食べるという、ここでしかできなさそうな経験ができました。
IMG_3448.jpeg 655.41 KBうどんは九州らしく細めでやわらかめ。このタイプ結構好きなんですよね。

うどんをすすってる間にもう港が見えてきました。

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もう16時過ぎ。17時に閉館するビジターセンターへ一直線。

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ビジターセンターでは桜島のことが学べます。

まず、地震計たちに出迎えられてびっくり。
年間の噴火の回数が書かれたパネルもあり、火山活動がかなり活発だということがわかります。

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展示室内もだいたい撮影可能ですが、見入ってしまったので撮影はできていません。

ここで学んだこと
桜島を囲んでいる海自体が3万年前に火山の噴火でできたカルデラ。
・その後、今から2万7000年ほど前に大噴火して桜島が誕生。
↑これらの時に積もった火山灰が今もシラス台地として鹿児島の農業を特徴づけている。
・桜島と鹿児島本土がつながったのは江戸時代の噴火。溶岩で埋まった集落もあるなど被害は大きかったが、桜島に残った人たちもたくさんいた。現在の人口は4500人ほど。
↑その時の火山灰はカムチャツカ半島まで飛んだという説も。

・桜島の特産品は椿(火山灰にも負けなかった)、桜島大根、小みかん。桜島大根は大きさで、小みかんは小ささでギネスブックに登録されている。
・桜島は大噴火ごとに溶岩が流れ込んだ場所が異なっているため、場所ごとに植生が異なるという貴重な植物学の研究の場でもあり、多くの研究所がある。


閉館間近までみっちり学びました。
外に出るとさっそく椿を発見しましたよ。
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日没は18時10分。まだ明るいので散策します。
烏島展望所まで約2㎞、海沿いを散策できる遊歩道があるのです。

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道中、植物が生えている岩を発見。
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不毛に思える地からも植物が生えて、そのことが地面を耕していろんな植物が生える土地になっていく。
これを繰り返して今の桜島の姿ができているんだな、というのを体感できました。

桜島を題材に歌を詠んだ人も多くて、島内には句碑が点在。
全ての行先が句碑の案内板にはびっくりしました。
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桜島での思い出のひとつが、猫が多かったこと。
そして全然逃げないのです。こんなに撮らせてもらえるなんてサービス精神がすぎるぜ。

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地域猫のしるし(耳のカット)が入っていたので、地元の方たちがルールも決めて大事にされている猫なんだと思います。

この日は奇しくも猫の日で。いい猫活ができました。

ということで、展望所に到着!
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烏島展望所は、その名の通りもともと島だった場所。
薩英戦争の時にはここから大砲を撃っていたそうですが、1914年の噴火で溶岩に埋まり、烏島としての面影は記念碑を残すのみになってしまいました。

下の方の雲が厚く、夕日が見れなかったのは惜しい。
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港まで戻ってきて、すぐ近くの月読神社へ。
日中は混雑しているそうですが、夕方は空いていました。

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振り返れば鳥居の先が海だった。
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気づけばもう日没時間。そろそろ戻りましょう。
うどん屋さんも18時には閉まるそうで、のんびり外を眺めながら船に揺られます。

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本土と桜島の夜景、そして夕暮れ時のグラデーションと星空。この船旅が深夜も楽しめるなんて。
私がここに住んでいたらきっと星を眺めに乗船したりしてるんだろうな。
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天文館エリアに戻ってきました。

天文館とは?

鹿児島市内の繁華街エリア。
路面電車とバスが頻繁に行き交うこのエリアにはホテルもすごく多くて、この日の宿泊地にしていました。

天文館という名前は、江戸時代に天文観測や暦の作成などを行う「明時館(別名天文館)」があったことに由来するそうです。


天文館の商店街には天文にまつわるイラストもあって、歩くのも楽しいんです!

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ただ……今後天文館エリアに行く人に向けてこれだけは言いたい。

めちゃくちゃ混んでる!予約必須!!!

どこも人でいっぱいで、コンビニ飯にするか?と諦めかけたタイミングで出会ったのはとんかつ。
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おいしくてリーズナブルで言うことなしだけど、1時間さまよった時のどうしよう感はすごかった。笑

救世主はこちらのお店↓

とんかつ十兵衛
https://tabelog.com/kagoshima/A4601/A460101/46001363/ 



ちなみにモーニングも激混みでした。

並びはじめてから商品提供までで30分ぐらいかかり、2日目の行程に響きそうでヒヤヒヤしたのも、無事電車に間に合ったからこそ笑える話です。

IMG_3611.jpeg 830.4 KB店内で食べられなかったから、お店から撮ったのはハトだけ……笑

開店15分後には満席だった人気カフェ↓

ダンケンコーヒー    天文館店
https://tabelog.com/kagoshima/A4601/A460101/46013132/ 


鹿児島市の人口は60万人近くて、政令指定都市以外の市では全国で3番目に人口が多いんだとか。
1日目に圧倒された桜島とまちのにぎわいぶりは、「なんか鹿児島ってすごい」という印象を持った、大きなきっかけだった気がします。

ということで、2日目は鹿児島市外へ移動します!
②に続く。。
(今回は書けたものから順番に出していきます。続編をお楽しみに!)