ずっと気になっていた東京の島々。
伊豆諸島へは大型客船とジェット船が出ていて意外と行きやすいことを最近知り、伊豆大島までひとり旅してきました!

伊豆大島の話は次回書くとして、まずは大型客船のレポを書こうと思います👀
そのまま新島へも向かう船なので、新島のおさそいに参加される方にもぜひ見てほしい…!

※いろいろ調べてて気づきましたが、これから大絶賛する船は4月はドッグ期間中で貨物船が代行するそうです。


皆さんが気になっていそうな話題3本立てでお送りします。

①船内はどんな感じ?
②船は揺れる?ちゃんと寝られる?
③金額は?乗り方は?


①船内はどんな感じ?
→A.思った以上にきれい!半個室もたくさんある!


今回は、東京から伊豆諸島北部へ行く大型客船・さるびあ丸を語ります。
東京を夜22時に出発し、朝の6時に伊豆大島に到着。その後南下しながら各島でお客さんを下ろしていく、夜行フェリーです。



まずは私が泊まったところの紹介から。

1番安いのは2等という雑魚寝タイプの客室なのですが、今回はお得なツアーパックを見つけたので特2等にしてみました!

特2等は2段ベッドになっています。
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カーテンを閉めるとほぼ個室状態。
枕元には硬貨リターン式のコインロッカーがあり、荷物の管理もしやすいです。

IMG_5954.jpeg 674.07 KB特2等だとリュック+αぐらいの荷物は入りました👍


今回は女性専用エリアに通してもらいました!
そんなに多くはなさそうですが、通してもらえると少し安心ですよね。

ちなみに2段ベッドと書きましたが、ベッドも階段も固定されているので危なくないようになっています!
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特2等の乗客だけが使える通路にはベンチも。
消灯時間までは同行者と語り合うのもいいですね。
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客室の種類はこんな感じです。(HPより)
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そして船内もご紹介。
2020年に就航した3代目のさるびあ丸は、周りの人たちが口々に「船内がきれい!」と言う快適さ。
青と白が基調の船内はスナップを撮るのも楽しい。

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コインロッカーの配色も好みでした。
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スタンプもゲット!
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7階層あるこの船は、5階以上にデッキが、5階には船内から外が眺められるスポットもあって、東京の夜景や日の出・夕日を楽しめます。
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船内にはレストランもあります!
食券を買って店員さんに渡したら、自分が座った席に運んできてもらえるというスタイル。

島の特産品を使ったメニューから、お酒・おつまみまでバリエーション豊富です。
※価格帯はコーヒー1杯450円というところから推測していただけたらと思います。ちょい高め、ぐらいかな?

今回、8時半まで残業して9時ごろに竹芝に着くというアホスケジュール()で向かったので、乗船後に早速カレーをいただきました。
IMG_5966.jpeg 682.53 KB伊豆諸島の名産、明日葉が入ったカレーです!

帰りの乗船は昼営業のラストオーダー間近だったのですが、明るい時間の店内を見たくてすべりこみ。
注文したのはパンケーキとコーヒー。映えを狙ったのは認めます。笑
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そんなこんなで撮れた明るい時間のレストランはこんな感じ。
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旅気分を楽しむにはぜひ行ってほしい…!のですが、結構混むので開店時間(=夜は出航時間)の前から並ぶことをおすすめします。
船内探索よりレストラン優先で!

ちなみに椅子がちゃんと固定されてるのもポイント。
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レストランの営業時間もHPに掲載されています。


コイン式シャワーもありましたが今回は使わず。でもお手洗いもきれいだったしそれなりにきれいなのでは…?🤔

最後に電波情報を。
港から遠く離れると電波が繋がらないのですが、レストランと一部の共有スペースでWi-Fiが使えます!
ただ、電波が繋がるエリアでも客室内は圏外になりました。暇つぶしには電波がなくてもできることを!
※特2等は遮光カーテンのおかげで消灯時間後もスマホを触れましたが、和室タイプの場合はカーテンがないので控えた方が良さそうです。

ちなみに、今回乗らなかったジェット船は海の上を浮いて走行するもの。全席指定席でシートベルトをつけて乗るんだそうです。
船旅も楽しみつつ滞在時間を確保するには、行きをさるびあ丸、帰りをジェット船にするのがいいのかも。

ジェット船について
※酔いづらいとは書いているので酔うのが気になるならこっちの方がいいのかも。


② 船は揺れる?ちゃんと寝られる?
→A.私は酔わなかったし落ち着いて寝られました!

※車はスマホいじってたら少し酔う+雨の日に熱海→初島の船に乗った時は酔いかけたぐらいの酔いには弱くはない人間の感想です。

大型船なので比較的揺れづらいです。航海地点によってはほぼ揺れを感じないぐらい。※天気にもよります!!
そして、どの客室もちゃんと固定されているからどこが揺れやすいとかはなさそうな気がします。
ゴーーっていう船のエンジン音?はうっすら聞こえるけど、耳栓をつけたら消えそうかな?

ということで、私は普通に寝ていました笑笑
何度か目が覚めてもすぐ寝落ちました笑

あんまり参考にならない気もしますが、夜行列車のサンライズよりは音も振動も気にならずよく眠れたと思います!

ちなみに、夜の11時半〜朝の5時半までは船内のほとんどの照明が消えます。(デッキにも基本出れなさそう…?)
熟睡できるように疲れ果ててから行った方がいいかも…?
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③金額は?乗り方は?
→A.特2等とジェット船が同じぐらい(金額は毎月変動)。
ツアーパックから東京湾夜景クルーズまでお得なツアーもあるのでHPをチェック!

参考までに今月の大島への運賃表を貼っておきます。
IMG_6680.jpeg 396.43 KB※これから夏になるにつれて高くなるようです

ジェット船に乗ることを思うと特2等に手を出せるかな?狭いのが苦手でなければプライバシーが確保される特2等をおすすめします!

基本は東京の竹芝から出港。
浜松町駅・大門駅からも徒歩圏内で、竹芝からならすぐでした!

船はネット予約、ツアーパックなら電話予約をするのですが、いずれでも当日発券・乗船名簿の記入(電話番号や住所(市町村まで)などを乗船券に記入)が必要なので、出港の45分〜1時間には竹芝に着いておくべし!です。
※大島からの帰りは30分前で大丈夫でした!
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東京では30分前から乗船可能。
飛行機みたいな乗船ブリッジでした!
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最後にお得な情報を!
船旅を検討したら見てほしいのが、東海汽船(船の公式サイト)のツアー情報!
トップページ真ん中らへんのここです↓
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ジェット船や客室の等級指定の往復パック、バスツアー込みのパックなど、いろいろ用意されています。
私も、本来の金額から往復で5000円ぐらいお得になったパックを見つけることができました!
(これ見てなかったら雑魚寝コースだったと思う…)

そして、そのツアー情報にも乗っているのですが、気軽にさるびあ丸を楽しめるコースがあるのです👀

その名も
東京湾夜景クルーズ!

東京へ戻る便は18時ごろに横浜港に寄港・お客さんを降ろした後に東京・竹芝へ向かい、竹芝には19時半〜20時に到着します。
※東京発の便は横浜寄港がなくなり、横浜に寄るのは帰りだけです

この横浜→東京間で新たにお客さんを乗せて夜景クルーズとして運航している時があるのです。
横浜は大さん橋から出発。夜景も楽しめて1200円。移動手段としてもアリかも。
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このクルーズを先週の横浜からの帰りに使っていたのですが、海から眺める横浜や東京の夜景は想像以上。
さらに、望遠レンズがあれば羽田空港を行き交う飛行機も捕らえられるかも。

秋冬は毎週末、他のシーズンもちょくちょく週末に実施するようなのでぜひチェックしてみてください!


よい船旅を!🚢
(決して東海汽船さんの回し者ではありません笑)