万博の関西パビリオンでもらえる、関西から徳島へ500円で行けるチケット・徳島県への招待状。
これを使って、8月上旬に徳島南部へ行ってきました!
徳島南部は美しい海を押し出している地域で、夏旅にぴったり。楽しい夏の思い出ができました。
8:30 難波
最初の目的地は徳島と高知のほぼ県境。淡路島を通過しながら、約5時間バスに揺られます。
ちなみに徳島市内止まりのバスは4列シートなのですが、この高知南東部まで向かうバスは3列シートなのだそうです。おかげさまで快適な移動ができました。
14:30 道の駅宍喰温泉
2回ほど渋滞に巻き込まれ、45分ほど遅れて到着。
徳島と高知の県境にほど近い海陽町の、旧宍喰町(ししくい)の辺りです。
まずはバスを降りたところ景色をお見せしますね。
もうすでに南国に来た気分。
ここから4kmほど離れた場所が、この旅ひとつめの目的地です。
(小声)本当はレンタサイクルで向かうつもりでしたが、紆余曲折ありまして次の行き先の職員さんにここから車で送迎していただきました🥺
15:00 マリンジャム
竹ヶ島という小さな島にある町営の小さな水族館にやってきました。
この水族館、アクティビティも楽しめちゃいます。
さっそく予約していた船に乗り込みました。
ここは、1年半ほど前にコラボでお邪魔したことがあった場所。
サンゴ礁とそのまわりに生息する魚を眺められるのです。
コラボの時にご一緒してくださったJTBの方も「徳島の海の2大おすすめスポットは、鳴門のうずしおと宍喰のサンゴ礁」とおっしゃられていたぐらいなんですよ!
この船はそんな海の中を見るための海中観光船。
この日は少し水が濁っていたのですが、心の目でお楽しみください。笑
豊富な種類のサンゴがあるだけでなく、クマノミまでいるんですよ~!
ちなみに、水が澄んで海中がよく見えるのは冬の昼なのだそうです。
出航すると案内してくれるスタッフさんから挨拶があるのですが、そのタイミングで見覚えのある顔(私)に気づいてくださって!
降りてから少しお話しできました。うれしかったなあ。
船を降りたあとは水族館の見学。
ここはサンゴを増やすための施設でもあり、小さなサンゴがたくさんいました。
・海陽町海洋自然博物館マリンジャム
16:30 道の駅宍喰温泉
さっきの道の駅まで戻ってきました。
海陽町を走るDMV(詳細は後ほど!)を激推ししたジオラマやマンホールもありました。
17:00 ホテルリビエラししくい
こちらもコラボの時にお邪魔した場所。
道の駅のすぐ隣にあって、道の駅のレストラン・温浴施設の機能も担っています。
全室オーシャンビュー。大浴場からも海が眺められるのです。
今回は晩ご飯もいただきました。盛りだくさんでどれから食べるかずっと悩んでた。笑
・ホテルリビエラししくい
18:00 水床湾
日没までまだ時間があるのでお散歩することに。
これまたコラボでお邪魔した場所なのですが、意外と歩ける距離でした。
道中には、波の跡が残っている天然記念物も。
近くの宍喰川に映る夕焼けと漁船のコラボレーションも堪能しました。
23:00 夜空を眺めてみる
道の駅で集めてきたパンフレットによると、この辺は星がきれいなんだそうで。
天気が良かったので夕食とお風呂を済ませてから外に出てみることに。
天の川を見たのは初めてのはず。
感動しながら30分ぐらい格闘していました。笑
くらそんさんが先日UPされていた記事の設定で撮ってみました。Lightroom加工後ですが、初めてにしてはけっこう撮れたかな。
5:15 日の出
コラボの時にここで見られた朝日が忘れられなかったので、朝も頑張りました。
この時期は海ではなく山からの日の出。
そして、日の出の時間に海辺に出るのが初めてで。朝日に照らされる波に感動した…!
部屋に帰ったら朝食まで二度寝しました(笑)
9:15 宍喰駅
ホテルから15分ほど歩いて宍喰駅へ。
ここには、鉄道マニアが一度は乗ってみたい乗り物が走っています。
それがこちら。
これ、ただのバスではないのです!
DMVという鉄道と道路のどちらも走れる、世界初の乗り物なんです。
DMVを運行する阿佐海岸鉄道の本社があるのが、ここ宍喰駅。赤字から脱皮できるよう願いを込めて伊勢エビの駅長も見守っています。
そうこうしているうちにDMVがやってきました。
DMVは県境を越えた甲浦駅まで鉄路を走った後、鉄道モードからバスモードに変わります。
その時間たったの15秒。あっという間にモードを変えたDMVは次の目的地へ向かっていきます。
・DMVについてはこちらから
9:50 海の駅東洋町
実は私にとって初めての高知上陸になりました。
ぽんかんソフトが食べられるという前情報だけで行ったのですが、目の前は大きな海水浴場!
次の便まで1時間ぐらいあったので足だけ入っちゃいました!
例に漏れず暑い日だったので水が気持ちよくて。気づけばワンピースはびしょぬれでした。笑
きれいな海を堪能した後はぽんかんソフトを。
なんか夏してる!!!
海の駅には刺身や惣菜もたくさん売っていて、朝食セットもあるんだとか。リーズナブルで楽しめる海鮮、家が近かったら買って帰りたかった。。
・海の駅東洋町
再びDMVに乗って徳島県内に戻ります。
11:45 阿波海南駅
DMVの旅もここまで。後から来たDMVで初めてモードが切り替わる瞬間を見ることができました。
動画は撮っていたけど写真はなかった😂
その様子はリールでご覧ください😂
ここからはJRで徳島市方面へつながっています。
昔はもう一つ隣の海部駅までがJRの管轄だったらしいのですが、DMVのモードチェンジ(バス⇔鉄道)の場所を確保するためにこの駅で線路が分断されたのだそうです。
ちなみに、DMVは普段乗ってる鉄道とは少し違う形態で走っているので、私が愛用している乗換案内アプリ(ジョルダン)には掲載されていませんでした。知る人ぞ知る乗り物ですが、ぜひ乗ってみてほしい。
12:40 日和佐駅
列車に揺られて30分ほどで着いたのが日和佐駅。
四国八十八か所のひとつである薬王寺の塔が印象的なまちです。
コラボのときもランチをこのあたりで食べまして、飲食店がある程度集まっているであろうという読みでやってきました。
地鶏である阿波尾鶏を目当てにやってきたのはラーメン店。
ここは阿波尾鶏をふんだんに使った鶏系のラーメン。
徳島の工芸品・藍染にちなんで器の絵柄が藍色なのも新鮮でした。
お店に入ってから知ったのですが、私が東京に住んでいた頃に何度か食べに行ったラーメン店の2号店でした(家から歩ける距離だった)。徳島に店舗があることは知ってたけど、ここで立ち寄るとは思ってもみなかった。笑
・阿波尾鶏中華そば藍庵
薬王寺も近いのでもちろん参拝。
厄年の人がこの階段を上る時に1段ずつ1円玉を置いていくのだそうです。
塔のある高台からは海に面した街並みが一望できました。
次の列車までの30分でカフェに立ち寄って、徳島駅に向かって進みます。
・アジュール昭吾堂
16:10 徳島駅
楽しかった旅ももうすぐ終わり。
1時間半ほど揺られて徳島駅に戻ってきました。
ここで阿波尾鶏の焼き鳥とビールで軽く、、なんて選択肢もあったのかもしれませんが、まだおなかがいっぱいなのでもう1か所観光します。
向かったのは阿波おどり会館。
年中通して阿波踊りの演舞が見られる施設なのですが、閉館間際に入ったのでミュージアムだけ見学してきました。
・阿波おどり会館
18:30 徳島港
帰りはフェリーで。
徳島駅からバスで25分程度で徳島港に着きました。
このフェリーは車も乗せて徳島・和歌山間を2時間程度で航行します。
出航時がちょうど日没時刻ぐらいで、夕焼けがきれいでした。
21:00 和歌山港
やっと近畿に戻ってきました。
このフェリーのすごいところは、フェリーの料金のみで南海電鉄のどの駅にも行ける切符があること。
そのおかげで難波までトータル2500円で帰ってくることができました。太っ腹すぎる。
方面に応じて名称が変わるのですが金額は同じ2500円です!
・好きっぷ
徳島→大阪・和歌山に向かう切符。
https://nankai-ferry.co.jp/525/
・とくしま好きっぷ
大阪・和歌山→徳島に向かう切符。
https://www.nankai.co.jp/traffic/otoku/skip2000.html
1年半前に徳島の海に感動してから、念願の再訪。
天気にも恵まれて夏を大満喫できた2日間でした。
意外にも(?)車なしでなんとかなったのもおすすめポイント。ぜひ行ってみてほしいです…!