今回の舞台は会津。
ついに東北へ進出してしまい、もう「"ゆる"鉄旅」とは言えなさそうな旅。
紅葉シーズンということもあり、事前に皆さんに教えていただいたスポットも組み込んで回ってきました🍁
18きっぷほどではないけれど、週末限定の周遊パスを見つけたので乗り降りは自在です。
週末パス
https://www.jreast.co.jp/tickets/
まずは完全に移動だけの日になった1日目編です。
9:44 高崎駅
まずは高崎駅で途中下車。
高崎以降は本数がぐっと少なくなる&乗り継ぎ前提のダイヤ設定なので途中下車は不可能…。
ここで買い出しをします。
高崎駅に着くとなにやら人だかりが。
EL(電気機関車)の出発に居合わせたようです👀
ELぐんまという電気機関車は、今秋で引退するとのことでラストラン期間中。
これはラスト2回前の出発だったのでした。タイミングすごい。
見送って駅のコンビニへ向かうとまた人だかりが。
ELのラストランに合わせて特別な駅弁が売られているとのこと。せっかくなので買っちゃいましょう。
何を買ったのかは後ほど。
小腹が空いたのでスタバにも。
実は群馬県は館林に立ち寄った以来の2度目の上陸。
スタバカードの群馬スタンプを貯められるという意味でもアツかった!
30分の途中下車はあっという間。
長旅のスタートです。
高崎〜水上駅間は赤城山を眺めながらの走行。
紅葉シーズンばっちり。
この景色だけで満足した気がする(まだ序盤)。
水上駅で乗り換えて新潟へ目指します。
今回は降りられなかったけど、日本一のモグラ駅(地上駅舎とホームの高低差が70m)もこの区間にあります。
とにかくトンネルの多い区間を走り抜けた先には、
うっすら雪が!
かの有名な
「トンネルを抜けると、そこは雪国であった」
のトンネルも、群馬→新潟間のトンネルだそうです。(新たに工事された関係で、全く同じトンネルを通ることはできないそうです)
紅葉目当ての旅なのに、雪が始まっているということに驚いてしまいました。
新潟県に突入すると沿線にスキー場が多くて。
冬はまた違う景色が見れるんだろうな。
12:56 小出駅
そんなことを考えている間に乗り換え駅に到着。
今回乗りたい路線のひとつ、只見線に乗車します。
秘境線として鉄道マニアたちの間ではかなり有名だと思うのですが、私が知ったきっかけは「キムワイプ」のツイートでした。
※キムワイプは、実験などの際にティッシュみたいな感じで使う紙です。
ということでまずはキムワイプのパッケージを見ていただきましょう。
そして小出駅の跨線橋をどうぞ!
なんか似てる気がしてきませんか?
キムワイプの広告は残念ながら先週までだったそうですが、広告がなくても十分キムワイプを感じられたのでした。
ということで無事に乗り換えできたので、会津若松に向けて4時間強の列車旅のスタートです。
只見線は多くの橋を渡る路線で、2011年の豪雨災害で流されて一部区間が不通になってしまったんです。
その区間はバス代行輸送で凌いでいたのですが、廃線ではなく路線維持を選んだ地元民とJR。
2022年に11年越しの全線運転を再開しました。
そんな経緯もあり、沿線を盛り上げようと車窓の案内放送が流れたり、橋を渡る間は減速してくれたり、と観光として乗るにはなかなか手厚い路線です。
さらに驚いたのが、途中で案内ボランティアさんが乗り込んで来られたこと!
1時間ほど乗車して見どころを教えてくださりました!
さらに「あわまんじゅう」の車内販売も実施。
異なるお店のまんじゅうが4つ入って600円。
こういうの買っちゃうんだよなあ。
「災害にあわないように」と願いを込めて、粟を使って作られたまんじゅうです。
2日目に妹と合流するかも!となってたのですが妹が仕事入って断念したので、泣く泣く1人で4つとも食べました(笑)
そういえば駅弁の話をしていませんでしたね。
高崎での戦利品がこちら!峠の釜めし。
峠の釜めしといえば茶色いお釜らしいのですが、青いお釜なのは限定品だから。
中身は通常のものと同じだそうです。
出汁で炊いたご飯の上に具がたくさん。
具を食べてしまった後も飽きないようにと香の物のバラエティも豊富。
パッケージもかわいい。
秘境を巡りながら駅弁を食べる、鉄道旅らしい経験ができて大満足なのでした。
17:24 会津若松駅
日も暮れたころ、会津若松駅に到着。
東京を8時に出てからほぼ10時間の長旅。
さくっと晩ご飯を済ませてしまいます。
喜多方もほど近い会津若松。
これは喜多方ラーメンだったのか?真実は分かりませんが、ちぢれ麺だったしそうっぽいと思うことにしておきます。
19:34 郡山駅
会津若松で泊まりたかったのですが、宿を確保できず郡山まで移動。
これもフリーきっぷがあるから成せる技ではある。
この日の宿はセントラルホテルさん。
住宅街の中にあり、本当にここなのか?と少し不安になったのですが、部屋にはソファーも置かれていて結構いい感じ。
おかげさまでゆっくり休むことができました。
郡山なんて新幹線なら東京から1時間半で着いてしまうのに丸一日かけて移動してしまったの、鉄オタがすぎますね。
ひとり旅だからこそできる遊びです。
2日目に続く…。