窓を開け、心地よい風を感じながら、
お気に入りのビール「晴れ風」をゆったりと味わう。
ふと思い立ってノートパソコンを立ち上げ
投稿の下書きを打ち込み始める。

書き進めながら時々窓の外に目をやると
そこには真っ青な海と空、そして、ぽこんと浮かぶ初島が見える

心地が良すぎる、いい時間。

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…なんて、詩的に書きたくなるほど気持ちが良い今日は、待ちに待った大晦日。

2024年、皆さんにとってはどんな年でしたか?
私も今年1年に感謝を込めて、このそんちょー報で2024年を振り返りたいと思います。
そんちょー報はこれまでも「ぶっちゃけた話」を書いていますので、今回もまた赤裸々に。

幕開けから、頭を悩ませた2024年。

私の2024年の始まりは、父の会社の1つを継ぐという盛大なミッションからスタートしました。業態はマッサージ業で、東京・赤坂にある「京都ほぐし整体 はんなり」というお店の運営をしている会社です。
元々私はこの店に通っているお客さんでもあったので、とても腕が良くてサービスも抜群な良店であることは知っていました。なのでお店自体には愛着もあったんですが、それでもやったことない業態だし、流石に図太い私もちょっとビビりました。でも、最終的には覚悟を決めて引き継ぐことに。

「必要なのは、勇気ではなく覚悟」

著作家の高橋歩さんがこんな言葉を書いていたことを思い出しました。覚悟があればなんでもできるし、ものごとは自然に進んでいく。その言葉を胸に「よし、やるぞ」と請け負ったものの...うん〜やっぱり、いろいろ大変でした(涙)
特に大変だったのは閉店作業。赤坂と神楽坂の2店舗あったんですが、神楽坂が赤字経営だったので、赤坂の1店舗に絞る方向で進めていて、引き継いで間も無く原状回復やスタッフなど調整しなければいけない問題が多くて、結構な苦労。店舗運営についても何1つわからないので、予約媒体であるホットペッパービューティーの仕組みからお勉強...!
でも、これからcamelltownで店舗をやっていきたいなと思っていたタイミングだったので、少し勉強にはなってよかったと思います。
どんなリスクがある選択も、決して無駄にはならない...はず!

そうこうしている間に父が亡くなった

そうこうしている間に、父が亡くなりました。これは今年を振り返っても、自分的に一番大変で大きな出来事でした。(その経緯とかは過去の個人日記にも書いてあるので気になる方は是非読んでもらえたらありがたいです!)気持ち的な落ち込みもすごかったけど、どちらかというとたび重なる移動やイレギュラーな外泊で、体力的な疲労の方がおおきかった時期。メインとしている観光関係の仕事もバリバリ忙しいし、また亡くなった後も相続やらなんやらでさらに時間と体力を奪われきつかった。

カメラに救われた1年

初めての経営引き継ぎ、本業の多忙、そして父の死去など、大変なことって本当にたくさん重なるもんだなあ〜と思った2024年。重たいことが続きましたが、気持ちは割と元気にいれた1年だったと思います!
振り返れば、その "元気の理由" は紛れもなく「写真と、camelltown」のおかげでした。
父が亡くなったころって、ちょうどcamelltownでスナップ写真展の展示に向けた撮影期間だったんですよね。だから病院に通う行き帰りとか、気が重たい時にも、しょっちゅうカメラを持ってスナップ写真を撮ってました。

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父のお見舞いに行く日の新幹線

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お見舞いの帰り道で
写真を撮ることで気が紛れる部分もあったし、写真を撮ることで、逃げたいけど考えなければいけないことに向き合うこともできたと思います。
あと「いきたくないな〜」って気が乗らない用事がある時にも「行きたくないけど、こういう写真が撮れるかもしれないから、頑張って行こうか」って前向きにさせてくれたりもしました。忙しい時は心がギスギスしてしまいがちだけど、そんな時だってカメラで世界を撮影すると自然と心が落ち着いて、自分らしくいれたと思います。

悲しい日も、辛い日も、忙しい日も写真は撮れる。
むしろ撮ることで精神的にちょっと安定したりする効果もある。
ファインダーを通して自分の心を整理することだってできるし、精神的にプラスになることが多い。

改めて、写真ってすごい趣味ですよね。
心に、いい趣味。

だけど、そうは思っていたって...
悲しい時って、カメラをやろうにも気持ちが乗らないこともありますよね。忙しい時なんて尚更!!私だって、本来ならカメラに手が伸びず、ただ落ち込んでいただけかもしれません。

それでも、私がこの1年間ずっとカメラを片手に歩んでこれたのは、
『camelltownのスナップ写真展の展示』や『予定していたcamelltownの撮影会』のような、明確な予定があったからこそだと思います。
自分にとってはこのcamelltownが写真を楽しむ場所でもあり、写真を続けさせてくれている場所になっていたんだなと気がつきました。
(運営側でありながら、このサービスの大ファンなのかも)

だからこのcamelltownを「写真を撮りたいな」「写真を続けていこうかな」と思える動機になる場所にしていきたいと、これまでよりも強く思っています。
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「写真という趣味が、もっとあなたの日常になるように」

この言葉、本当に心のままの言葉です。写真を撮り続けることは、きっとあなたの人生にいいことをたくさんもたらしてくれると思う!だから、その趣味をずっと楽しんでいけるように、サポートしていきたい。写真という素敵な趣味を、楽しんで続けていける環境を提供したい。

そして、2025年はもっとこの言葉に共感する人たちで集まって、新しい何かを生み出していくような動きをたくさんしていきたい。「写真という趣味が、もっとあなたの日常になるように」と活動していくことは、イコールで『自分にとっても写真を日常化していくこと』につながるとも思います。

その1つが今進めている店舗プロジェクトであったりするけど、それ以外にもたくさんやりたいこと、トライしたいことが大渋滞してる!!!!写真館、フォトレンタルサービス、写真家のプロダクションなんかも...まだまだ書いてないことばかりだけど、これから全部townの住民のみんなとやりたいって思ってるんだ!!!

2025年は、躍動の1年に!

2024年は、個人的にも体力と時間と気力の戦いだったことも多かったけど・・・
2025年は「想いのすべてを出していく」そんな躍動の1年にしたい!
大きな期待を胸に、ワクワクいっぱいで新しい年を迎えたいと思います!!!

ぜひ来年も一緒に、躍動の1年を作っていってもらえたら嬉しいです!!

それでは、良いお年をお迎えください🐍🎍