@めぐちゃん 企画の奄美大島の旅レポート第3弾です〜!
第1弾では、宇検村(うけんそん)の自然とケンムンについてご紹介しました。
第2弾では、宇検村の宿と食事についてご紹介しました。
そして今回の第3弾では宇検村での体験と文化についてご紹介しようと思います!
シーカヤック/マリンアクティビティ
奄美大島といえばやっぱり海!
訪れたのは「マリンアーゴ」さん。シーカヤックをはじめとした水上バイク(ブッバ)、シュノーケリングなどのマリンアクティビティを体験できるお店です。
ちなみにゲストハウスも併設していて、宿泊やバーベキューも楽しめるそうですよ。
まずはシーカヤックから!
海も空も最高な環境でのシーカヤックは気持ちが良かったです!
腕はまぁまぁ疲れますがいい運動になりそう。
誰よりも楽しむ宇検村のお二人が最高...🥹
ちなみにこの辺の比率が違う写真は全部防水のコンデジで撮影しています! コンデジは一眼カメラとはまた違う魅力があってどっちも好きなんですよね。
水上スキーにも乗れるのですが、ブッバという乗り物がスリル満点で超絶楽しかったです!
スピードめちゃくちゃ出してくれて、強く掴んでないと10mはぴょ〜んと吹っ飛びそうになります!(あと頚椎注意ですw)
絶叫系好きな人には本当におすすめです!
そして私がハマったのがシュノーケリングと素潜り(まだ全然潜れませんが)です。
美しい海と色とりどりの魚たちを間近で見れるし、ダイビングと違って簡単な装備で済むのがいいですよね。何より海との一体感が最高です!
海に差し込む光が綺麗。。
魚がぶれてしまってなかなかうまく撮れないので、しっかり魅力が伝わる写真を撮れるようになりたいです!(こうして新たな沼にハマっていく...)
そして海の中を優雅に泳ぐめぐちゃんが人魚のようでした🥹
何よりマリンアーゴのスタッフさんたちがとってもフレンドリーで優しくて本当に素敵な体験&思い出ができました!!
郷土料理づくり
生涯学習センター「元気の出る館」で、奄美大島に伝わる「油ぞうめん」と「ふくらかん」を作りました。(正確には @まなみん さんと@ミキ さんに作っていただきました...🙏)
油ぞうめんは、そうめんを豚肉や野菜と一緒に炒めて出汁を加えた奄美大島の郷土料理で、作り方は地域によって若干違いがあるみたいです。
油ぞうめんは複雑な行程はないので、私みたいに料理作れない民でも簡単に作れそうですよ...!
出汁を取るためのいりこに油を入れて火にかけるとたちまち香ばしくて良い香りが。いりこの出汁が効いてて美味しい〜。
ちなみに出汁を取った後のいりこはそのまま食べてもよし、油ぞうめんの中に入れて一緒に食べてもよし。
ふくらかんは奄美大島の名産品の黒糖を使った、その名の通りふっくらとしてもちっとした食感のお菓子です。
黒糖の他にハチミツも使っていて、作っている最中から甘くていい香りが〜。
蒸している間にたっぷりと膨らんで、たこ焼きのように回転しそうになっていたのが楽しい。
優しい甘さかつ素朴な味わいで、何個でも食べれそうなくらい本当に美味しかったです!
ちなみに余ったふくらかんをお土産でいただいたのですが、家に帰ってからも美味しかったです〜!
箸づくり
奄美大島に自生する琉球松を使用したオリジナルエコ箸を作るプロジェクト「私膳」さんのご指導のもと、箸づくり体験をしました。
この琉球松はシロアリちゃんの大好物で、建材として使われることがあまりないのだそう。琉球松を利用して何かできないか?と画策された結果、この箸を作るプロジェクトが生まれたそうです。
鉋(かんな)で削って箸の形に整えるコースと、あらかじめ箸の形をしたものをカッターで削るだけの簡単なコースもあって、私たちは鉋からのコースを選びました。
やってみるとめちゃくちゃ面白くて。
まず鉋で木を削って、木クズがシュルシュルっと出てくるのが楽しいです(笑)
(この木クズって何か再利用されているのかな??)
体力が続く限りずっとやっていられる...!
そして自分好みに太さや形にするのにカッターで削っていきます。
紙やすりでなめらかにしたら焼印を押して出来上がりです。
何かを作るとなると、つい個性的な歪な形のものを作ってしまいがちなのですが、今回もカッターで凸凹をつけてみました。
奄美の波をイメージした「ゆらぎ箸〜2023〜」と名付けました(笑)
アラセツ
「アラセツ」では、豊年豊作を神々に祈願するために、海の向こうの神の国「ネリヤカナヤ」から神々及び魂を招き寄せます。
旧暦八月の最初の丙(ひのえ)の日に「アラセツ」が行われ、その日から数えて7日後の壬(みずのえ)の日に魔除けの行事である「シバサシ」が行われ、その後、甲子(きのえね)の日にある先祖の魂を供養する祭り「ドゥンガ」と合わせて奄美群島ではこの3日を「ミハチガツ」と呼んでいます。
アラセツでは、シバサシまでの7日間、日の出前から日の出にかけて八月踊りを踊ります。
今回は宇検村の阿室(あむろ)集落アラセツの行事にお邪魔させていただきました!
そうそう、宇検村には14の集落があって、各集落にはその中心部に土俵があるそうですよ〜!
その土俵と火を取り囲んで太鼓のリズムと歌で踊り明かし、家々を回ります。
こういう儀式的なもの、めっちゃ好きなんですよね〜🥺
(家を回っている様子は最後にちょろっと見ただけなので写真撮れていないのがめちゃくちゃ悔しい!!!!)
動画も撮ったのでいつかお披露目できたらな...と(編集の壁)
快く迎え入れてくださった阿室集落のみなさまありがとうございました!!
ナイトツアー
最後に、宇検村に来たらめちゃくちゃおすすめしたいのがこのナイトツアー。
奄美周辺の地域でしか見ることができない生き物に出会える、貴重な体験なんです。
▼アマミノクロウサギ
アマミノクロウサギは、奄美大島と徳之島の2島のみに生息していて、約500万年前〜300万年前から存在していたと言う説もあるんですよ。かつてユーラシア大陸にいたアマミノクロウサギですが、大陸は天敵がたくさんいて絶滅してしまったそうです。一方で奄美大島には天敵がおらず、古代の姿(短い耳・短い足)で生き残ったんだとか。
そのおかげで野生のウサギなのに動きがのっそりしていてめちゃくちゃ可愛いんですよね〜!🐰
耳が短いので、見た目もちょっとネズミみたいです 笑
奄美大島の空港側の方ではほとんど見られないらしいですが、宇検村のある方はたくさん生息していて、この日多くののアマミノクロウサギに出会えました〜!
ちなみにアマミノクロウサギは車に轢かれることが多いらしいので、生息地では安全運転を心がけましょう〜!
▼リュウキュウコノハズク
全長22cmの日本で一番小さいフクロウの仲間で、調べたところ「トカラ列島以南の南西諸島に生息する」とのことです。
夕方から活発に捕食活動をし、昆虫、クモ、ヤモリなどを食べます。
小さな体でニンゲンたちのことを不思議そうに観察していたのがとっても可愛かったです!!
▼ヤマシギ(アマミヤマシギ?)
ヤマシギは全国で生息(本州中部以北では夏鳥、それより南では冬鳥や旅鳥)していますが、アマミヤマシギは奄美大島、加計呂麻島、徳之島、沖縄島、渡嘉敷島に生息しています。
ずんぐりとしていて重たそうに飛ぶのが可愛いです。
あと顔もちょっと面白い...。
ヤマシギとアマミヤマシギは似ていてこちらはどっちかわからなかったです😂
ヤマシギの方かな...?
▼オオトラツグミ
こちらも超絶珍しい鳥! 奄美大島中南部の原生林にだけ生息していて、かつては「幻の鳥」と言われるほど数が少なかったそう。野鳥愛好家はこのオオトラツグミを目当てに奄美大島に来たりするみたいです。
全身に黒いうろこ模様があるのが特徴です。
▼アマミイシカワガエル
奄美大島だけに生息する日本一美しいと言われているカエルです!
他にもハブやイモリ、カニも見ることができました!!
島唄
奄美大島では、「シマ」というと各集落のことを表します。その各集落で歌われて来た唄なので「島唄」と呼ばれています。
三味線を伴奏に島唄は歌われますが、奄美の島唄が独特なのは裏声にあるそう。
女性の声の高さに合わせた結果裏声になったのでは?という説があるんだって。
島唄を披露してくれたのが、今回の奄美ツアーを全面的に協力していただいた新元さん。
「サーモン&ガーリック」というバンド名で音楽活動もされています。
おまけ〜やけうち湾を海から見る〜
レポート第1弾で登場したやけうち湾を海からみてみようということで、平田漁港から漁師の前田さんの漁船に乗せていただいたのですが、天候が悪化して残念ながら途中で引き返すことに(悲)
せっかく予定空けていただいていたのと、雨が降ってきて最後ご挨拶もままならなかったのが申し訳なく、、いつかまた行ける日が来たらお会いしたい...!(そしてちゃんとご紹介したい!)😭 @めぐちゃん よろしくお願いします(笑)
最後に前田さんのお弟子さん?がウミガメを呼んでくれました〜!
お二人ともありがとうございました!
奄美大島宇検村の旅、いかがでしたでしょうか。
自然や文化も独特で面白いと感じましたが、何より宇検村のみなさん親切で優しくてまた会いに行きたい!という気持ちがふつふつと湧き上がってきました。
私は寒い地域の方が好きなのですが、宇検村は最高なんです(笑)
そして企画してくれためぐちゃんや参加してくれたみなさん、楽しい時間をありがとうございました✨