美濃焼のアートイベント&アクセサリーに当選し、我が家に届いた荷物を開封すると、「国際陶磁器フェスティバル美濃'24」と「ART in MINO 土から生える」のチケットの他に美濃焼アクセサリー(イヤリング)が入っていました。
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七窯社は昭和24年に創業した老舗タイル店が展開する「タイルの新しい楽しみ方を発信する」ブランド。七窯社のアクセサリーを身に着けることで、作家のデザインだけでなく、地球が育んできた足元の「土」、受け継がれてきた「職人技」、想像を超える変化を与えてくれる「自然の力」、携わる人の「愛」が合わさって生まれる美濃焼タイルの芸術性を楽しんでもらいたい。


PB172859.jpeg 8.64 MBこのイヤリングを見た時に、『私のために創られた?』と思ってしまうくらい私の好きな緑系と薄っすらピンク色が入ったものでした。
いや、よく見ると青系かもしれない。いやいや、青も緑もどちらも好きです。


土と職人技に自然の力が加わって出来上がった"アイ(愛・藍)"を見つめてみようと思います。



多治見市モザイクタイルミュージアム

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建物の形と同じ庇

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階段の先には
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"アイ"が溢れているように感じたので、さっそく入ってみました。

4階はタイルでたくさんの絵が描かれていました。マリリン・モンローや銭湯で描かれていたもの、魚や象嵌タイル(素地に切り込みや模様や押印模様をつけ、それに着色した粘土を埋め込んで装飾したタイル)に絵タイルなどがありました。

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その中で私の好きな"アイ"
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藍色: 色のひとつ。植物である藍に由来する色素を由緒とする色である。純粋な藍の色は、わずかに緑がかった青である。しかし日本の伝統的な色としての「藍色」は、藍に少量の黄の染料を加え、緑がからせたものを指す。(ウィキペディアより抜粋)



3階では『青の誘惑』タイルにしみる青の世界
2024.9.14〜2025.3.9まで展示
PB172873.jpeg 8.35 MB第二次世界大戦以降、アメリカの戸建住宅に設置するプール向けに青いタイルを数多く輸出してきたそうで、「プールタイル」というジャンル呼称が与えられるほど生産され現在に至るそうです。
また、近年パステル調のモダンタイルに代わって、やきものらしさを醸し出した美濃焼タイルが国内外から改めて着目され、「青」の発色に力を入れるメーカーなどが増えてきているそうで、今注目すべき色らしいです。
IMG_8624.jpeg 499.1 KBタイルを入れて、重ねて一気に焼成するために使われる耐火物の容器。





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青好きには堪らないフロアーです

IMG_8627.jpeg 827.73 KBホワイトキューブ
室内全面に25社を超える企業が出展する青色タイルが張り込まれている「青の世界」は圧巻です。
こんなにも種類があるのかと驚くほどで、職人の"愛"が詰まったスペースでした。

離れ難い気持ちを抑え、もうひとつ下の階に降りてみると、2階は実際の生活の中で、どのように活用したらよいか、16のシーンに分かれて紹介されていました。シャワーブースや洗面周りなど。
PB172888.jpeg 9 MBPB022422.jpeg 8.55 MBそれぞれ魅力的ではありますが、私の好きな"アイ"を探してみました。
PB172892.jpeg 6.35 MB全体像が見えないので、何コレ⁈って思いますが、タイルを繋いで作ったランプシェードです。

IMG_8630.jpeg 461.25 KB判子を押すようにタイルをデザインできるようです。


1階は体験工房とミュージアムがあります。ハートや四角などたくさんの種類なタイルを購入する事ができます。
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タイルで装飾した車
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ミュージアムの隅に美濃焼タイルを使ったアクセサリーも売っていました。

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その中に、私がいただいたイヤリングと同じデザインのものもありました。


プールタイルから青の世界が広がったであろう美濃タイル。タイルの冷たさとは反対に職人の"愛"と"藍"を感じました。
IMG_8631.jpeg 492.9 KB洋服にも着物にも似合う美濃焼アクセサリー。今1番のお気に入りです。

やきものアクセサリー    七窯社
岐阜県多治見市高田町8-106
TEL 0572-22-0388



訪れた場所
*多治見市モザイクタイルミュージアム*
岐阜県多治見市笠原町2082-5
営業時間    9:00〜17:00
休み    月曜日
建築    藤森照信