職場の人たちとたびたびやっている「仕事仲間のゆかりの地へ行く旅」、今回の舞台は富山県。
先輩の出身地かつ、夏までお世話になっていた上司の現勤務地なのです。
この旅は、5ヶ月前の「富山まで飲みに行きますね!」を先輩方と一緒に実現させたもの。
行程には先輩や上司からのおすすめスポットを詰め込み、富山を満喫してきました🐟
高岡でドラえもん探し
私は夜行バスで移動したので、高岡に着いたのは日の出前の朝6時。
まずは合流までひとり旅を楽しみます。
高岡はドラえもんの作者である藤子・F・不二雄先生の出身地。
そんなご縁から至る所にドラえもんがいるのです。
おとぎの森公園
空き地に集うドラえもんと仲間たちに会えます。
ショーワノートの工場が近くて、工場壁面のドラえもんもこの公園から見ることができました!
高岡駅周辺
高岡は鋳物の産地。
高岡銅器の技術を生かして作られたドラえもんと仲間がいます。
高岡駅にあるドラえもんポストに投函すると、限定の消印を押してくれるのだそう。
駅前でも揃ってお出迎えしてくれました。
ドラえもんトラム
高岡を走る路面電車には、ドラえもんが描かれた特別車両があるんです。
車内を見守るドラえもんになんだか癒されました。
※運行時間は公表されているので、乗車タイミングが狙えますよ!
万葉線株式会社
ドラえもんトラムを降り、喫茶店 邪宗門 で朝ごはんにします。
お店のおばあちゃんと常連のおじいちゃんの会話で方言が聞けたり、もらいものの柿を剥いてもらったり、地元の喫茶店でしか楽しめない時間を過ごしました。
朝ごはんの後は、上司におすすめされていた瑞龍寺 にも行きました。 雨撮影の醍醐味、リフレクションも発見。
曹洞宗のお寺で、座禅体験もしているそうです。
寒ぶりを求めて氷見へ
高岡から氷見まで移動します。
道中には絶景で有名な雨晴駅があるのですが、やはりあいにくの雨模様。リベンジを心に誓いました。
氷見は藤子・A・不二雄先生の出身地で、バスや商店街でキャラクターに出会えます。
10日前に氷見寒ぶり宣言が出たばかり。
バス移動でご一緒した方々も寒ぶりを求めて関東から来たとのこと。寒ぶり人気を実感したのでした。
バスを降りた先には虹が。
虹が見れたのはほんの1分ぐらい。
五重塔の前でその瞬間に立ち会えた奇跡に、なんだか胸がいっぱいになりました。
ここで先輩方と合流。
市場に併設する食堂は2時間半待ちで断念し、 近くのひみ番屋街 でお昼ごはんにします。
ぶりしゃぶが本当に美味しかった……
氷見に多くの人が集まるのもうなずけます。
ちなみに朝入った喫茶店で聞いた話によると、今年の寒ぶりは大漁だそうですよ。
高岡&南砺のものづくりの現場へ
ここからはレンタカーなので動きは自由自在。
まずは、朝行きそびれた高岡大仏 へ。
大仏の中をお参りできるタイプでした。
すぐ近くにはamida cafe というかわいいカフェが。
カフェラテも大仏カステラもかわいすぎて食べるのをちょっとだけためらいました。笑
カステラの棒におみくじの結果が書かれていて、私は大吉だったのですが、その上に「大仏吉」というものがあったことにあとで気がつきました(笑)めっちゃドヤ顔してしまった……
鋳物の産地・高岡を体感できると先輩におすすめしてもらった能作 へ。
鋳物の製作体験もできる、高岡の話題スポットです。
給水機に備わっているコップも錫製品で、こうして手軽に手に取れるのっていいなあ、と思ったのでした。
次は上司のおすすめ、南砺市の瑞泉寺 へ。
強風の影響で何度も大火に見舞われてきたお寺。
この周辺は、お寺を再建する際に京都から彫り師を呼び寄せたことに端を発する「井波彫刻」のまちです。
お寺に向かう八日町通りでは、のみを使って彫り進めていく職人さんを窓越しに見ることができました。雨でなければ彫る音が聞こえるんだそう。
先輩2人が同じ傘(この街で借りられる)をなぜか同じ角度で持っていたこの写真、お気に入りなのです。笑
富山駅に移動し、上司と合流。
カメラは封印して楽しい夜を過ごしました。
先輩イチオシのお店が最高だったのです🖋️
予約必須ですが、富山に行った際はぜひ。
・親爺
・うお清
富山の海運と薬の歴史を学ぶ
2日目は富山市内を観光。
まずは路面電車で岩瀬に向かいます。
富山湾に面する岩瀬地区は、北海道〜日本海〜瀬戸内〜大阪を結ぶ船が経由する港として栄えたまち。
一般公開している旧馬場家住宅 に入ってみました。
私の推しポイントは天窓と空。
敷地内の米蔵は改築されてビールの醸造所兼パブ「KOBO Brew Pub」 に。
昼前から乾杯しました(笑)
やっと雨が上がり、昨日は見れなかった立山も拝むことができました。
青空ならもっときれいなんだろうけど、これでも圧巻だなあ。
上司にはこの日も昼飲みに合流してもらえることに。
飲んだ後は先輩方を見送りつつ、おすすめスポットまで私を送っていただき解散しました。
そのおすすめスポットとは、池田屋安兵衛商店 。
和漢薬のお店なのですが、観光客向けにも開いていて、丸薬の成形体験もさせてもらいました。
富山県は薬の出荷額が5年前まで1位だったこと、漢方薬の材料や飲み方の話…気づけば1時間半ぐらいお店の方の話を聞いていた気がします(笑)
近くの喫茶店ツタヤ に寄って、富山駅に戻ります。
旅のクライマックスは、富岩運河環水公園のイルミネーション。
ツリーと橋のコラボを考えた人、天才かもしれない。
※橋は通年ライトアップ、ツリーは2月末まであるそうです。
押し寿司を食べながら帰途についたのでした。
富山は6月ぶり2回目。
前回行った時に乗った船で「富山はそんなに観光って感じの場所じゃない」と聞いたのですが、そんな言葉を払拭するぐらい丸2日間楽しめたし、なんなら足りないぐらいでした。
camellのメンバーとも北陸に行けるといいなあ。