この半年で東北6県制覇に向けて歩みを進めているのですが…
秋田に行く予定がまだなかった!
関西に帰るタイムリミットが近づいているので、空いた週末に思い切って一人旅してきました。ついでにやってみたかった鉄道旅で青森に寄って、福島イベントに前泊するという行程です🌸
(この週末はSnowManのライブ・ライブビューイングのために空けていたんだけど、25万人を動員したライビュすらも取るのが難しくて断念したという方が正しい😇SnowManすごい😇)
秋田のグッドモーニング
秋田に新幹線で行くには盛岡経由で約4時間。
ということで結局安定の夜行バスで直行し、朝8時半の秋田駅からスタートします。
まずは朝7時からやってるカフェへ。
文庫本がたくさん置いてあるカフェなのです。
そしてグッドモーニングという名のモーニングもあります。飲み物を飲んだらトーストセットが食べられるやつ。
Aセットにしてみました。
待ってる間にお水を出してくれたのですが、氷と水とレモンをワゴンに乗せて席まで来てくれて、その場で入れてくれるという仕様でときめいちゃう。
そんなに時間があるわけではないので文庫本のタイトルだけを眺めていたら料理が来ました。
ふわふわのカフェラテと小倉トースト、店内の雰囲気もよくて出だしから快調です。
赤居文庫
仙台、盛岡には青山文庫、東京にも黒澤文庫という姉妹店があるそう。
角館の武家屋敷
電車を乗り継いで、角館へ向かいます。
「かくのだて」と読むことは先週初めて知りました。笑
歩き始めると、パラソルの下のおばちゃんに呼び止められました。
どこかのタイミングで食べたかった「ババヘラアイス」。おばちゃんがヘラでバラの形に盛ってくれるアイスです。
角館には各所にパラソルがあったのですが、このおばちゃんの勢いが1番すごかった。笑
甘さ控えめでシャリシャリ食感。
これからの暑い時期に欲しくなるアイスでした。
さて、角館は武家屋敷が残る地域で、さらに枝垂れ桜が有名なんだそう。
今年は桜の開花が遅く枝垂れ桜は開花直後ぐらいだったのですが、この枝たち全部が枝垂れ桜らしいので満開時は感動するんだろうなあ。
開花し始めていた木には人が集まっていました(笑)
武家屋敷は公開されているものも。
※人が住んでいて非公開のものもあります
改めて、全国各地にそれぞれの歴史が詰まっているんだなあとか思ったりしました。
そんな中、秋田犬と触れ合える神スポットを発見。
秋田犬と触れ合える民泊らしいのですが、今はオフシーズンなんだそう。1人300円で2頭の秋田犬に会えちゃいます!
で、これがもうかわいくて…
かわいすぎた……
※本来、秋田犬はこんなにおとなしくないそうです。
幸せな気持ちになったところでお昼ごはんにします。
至る所に稲庭うどんのお店が。
最初は温かいうどんを食べるつもりでしたが、ザルに盛られているうどんが魅力的すぎて冷やしうどんにしました。
細くて平たい麺、大好物なんです!これテストに出ます!(出ない)
にしのみや
なんだかんだ4時間ぐらい滞在していた角館。新幹線で秋田駅に戻りました。
もう平地の雪は溶けきっていましたが、標高が高いところには残雪が。新幹線のこの小さめの車窓がわりと好きです。
港にある、秋田の展望スポット
まだ16時過ぎ。ホテルにチェックインしてから展望台に向かうことにしました。
秋田港エリアの道の駅にある、セリオンタワー。
の前にまずは隣の「セリオンリスタ」という屋内緑地公園として作られた施設を散策。
うまく切り取ればかっこよくなるはず…
うどんの自販機も有名らしいです。
で、セリオンタワーへ。
100mの高さから秋田港〜秋田市街地を望めます。
本当は夕日を狙っていたのに、夕方には厚い雲に覆われてしまいちょっと残念。
展望フロアで秋田港の勉強をして帰ってきました。
客船も停泊し、近くには工場もあり、そして洋上風力発電所として期待もかかっている秋田港。
港の可能性ってすごいなあ、と海なし県(奈良)の回し者は思っていたのでした。
この日はきりたんぽを食べて秋田市内で1泊。
翌日。
予約している列車が朝8時過ぎの発車なのであまり時間がありません。
でも、7時から開いているお店がありましたね?
ということで今日もグッドモーニング!!
前日に気になったアイスコーヒーを注文。
そして今日のトーストは焼きチョコマシュマロ。
近くにあったら常連になりたいカフェでした。
秋田駅に行った際はぜひ。
5時間の絶景列車旅
さて、今日のメインは「リゾートしらかみ」です。
秋田駅を出発し、秋田〜青森の海岸線沿いを走り、青森へ向かうこの列車、車両がすごく素敵で!なのに特急ではなく快速扱いなので追加料金は840円で済んじゃいます。
五能線フリーきっぷを買えば全線乗り通すより安い。
(全然乗り通すバカがそんなにいないという前提なのでしょうね。笑)
途中で降りて観光するのも楽しいらしいけど、何も考えずに秋田〜青森で取っちゃいました。なんと5時間強の列車旅の始まりです。
5時間を長すぎると思うことなかれ。見どころが多くて、スマホをいじってる場合ではないのです。笑
まず、秋田県内はソメイヨシノが満開のところも多くて桜スポットが点在。
東能代駅ではリゾートしらかみのメインルート・五能線の起点も逃せません。
スイッチバックや通過待ちの関係で5〜10分程度停車する駅もあります。
そのひとつが能代駅。
バスケットボールの名門校があることから、バスケで町おこしをしてるのだそう。
駅舎内にフリースローコーナーがあって、一発でゴールできると記念品がもらえます。
みんなよくご存知で、停車した瞬間にフリースローコーナーに行列を作るからおもしろい。
私はゴールできませんでしたが、成功している方もちらほらいらっしゃいました!
列車は海岸線へ向かっていきます。
五能線の特徴は、区間の大半が海岸線すれすれを走ること。
あいにくの雨模様でしたがこんな感じ!
砂浜を走ってる?(走ってない)みたいな区間もあって、晴れていたらそれはもう最高だっただろうなあ。
と思ったら終盤で晴れ間が!
思わずにやにやしちゃいました。
海岸線に別れを告げてからは岩木山とりんご畑を眺めながら走る、これまた絶景ルート。
展望スペースで写真を撮ったりしていたので、5時間を全く長く感じない列車旅でした。
事前に予約していたら途中駅で駅弁を購入できたり、車内販売でどら焼きを売りにきてくれたりもします。
私は秋田駅でバナナボートを買って持ち込みました🍌中にバナナが入ってる菓子パン?みたいなものです。
カジュアルに市場を楽しめる方法
ついに青森駅に到着!
本当は弘前で降りて弘前城の桜並木を見たかったのですが、まだ2分咲きぐらいのようなので断念。
1月の青森旅で行けなかった場所へ行きます。
まずは青森魚菜センター。
「のっけ丼」を楽しめる市場です。
前回この近くで泊まったので、場所だけは覚えていました。笑
まずは入り口でチケットを購入します。
チケット1枚170円で、市場内でご飯や刺身などに引き換えられます。
12枚綴りで2000円というものがあったので12枚にしました。
ご飯を引き換えてから撮っちゃった!笑
普段旅行先で市場へ行ってもなかなか持ち帰られるものがなくて眺めているだけ。
でも!ここならチケットをどれに使うか真剣に悩みながら市場を巡れるのです。
わくわくしながら12枚使い切った結果がこちら。
頼んだのは、ご飯のほか、
えび、サーモン、ほたて、まぐろ、ヒラメ、タイ、ネギトロ、いくら、わかめの味噌汁でした。
(2枚必要なものもあります)
2000円で海鮮丼を食べつつ市場を楽しめると思うと、他のお店で海鮮丼を食べるよりお得感があるかも。すごく楽しかったです!
青森魚菜センター
縄文時代にはロマンがある
ここからバスに乗り込んで20分ほど。
三内丸山遺跡に着きました!
ここも前に来たかったけど来れなかったところ。
すぐ近くの美術館には来てたのに…笑
この建物の向こうに遺跡があります。
入館後、ガイダンス映像を見たらちょうどガイドツアーが始まるところで。参加無料につられてついて行くことにしました。
いよいよ遺跡へ。
約30年前に県の運動公園を拡張するために県が買い取った土地の発掘調査をしたら、遺跡が出すぎて工事を中止、残すことにしたという経緯があるらしいのですが、なんせ調査が始まってまだ30年。
分かっていないことが多すぎて、毎年説明内容が少しずつ変わってるんだそうです。
学者によっていろんな説が出るから、復元されている家も複数通りあるという…笑
ガイドさんに教えていただいた「地面の下には事実があるけど、地上にはロマンがある」という学者さんの言葉が印象的でした。
柱の跡や埋葬物などから分かることもあるけど、縄文時代のこと自体がまだまだ判明していない中でその建物の外観などを推測するのはすごく難しいということらしいです。
まだまだ調査の続く三内丸山遺跡。
ここで教えてもらえることも、教科書に載る内容も、目まぐるしく変わっていくんだろうなあ。
青森駅で新幹線で食べるアップルパイを買って、次の日の集合場所・郡山へ向かいました。
青森は2回目の訪問でしたが、青森をすごく気に入っていて。
関西からだとなかなか行きにくい場所だけど、またいつか行けるといいなあ。
その時には青森市・弘前市以外も開拓したいのです。あ、弘前の桜もリベンジしたい。
そんなわけで、東日本の未踏の地は残すところ山形県のみになりました。来月のおさそいで行く予定。楽しみだなあ。